MAKING 『REPSOL Honda RC211V '06』  


 2013年11月27日
  現在Preludeを製作していますが、身内にめでたいことがあったため、プレゼント用にRC211Vを優先して製作することにしました。画像は先に接着できるカウルやマフラー類を接着後に継ぎ目消しをしたものです。


 スタンドの内側が肉抜きされていたためパテを使い肉抜き部分を埋めました。


 肉抜き部の処理に使用したのはタミヤの光硬化パテと百均で購入した小学生の女の子向けと思われるパッケージに入っていたライトペンです。このペンを使用することにより光硬化パテの硬化時間を大幅に短縮できるとの情報をネット上で見たので、購入したものです。
 このペンで紙に文字を書いても普通は見えません。ペンの蓋についているブラックライトを当てることで文字が浮かび上がってきます。パッケージには、このペンで秘密のやり取り云々と書いてあったような気がします。小さい子向けにブラックライトを販売するのは危ないと思うのは私だけでしょうか?直視したりしないか心配です。


 本題に戻りますが、ヒケや継ぎ目を消したい部分に光硬化パテを塗り、このライトを照射することで10秒〜20秒でパテは硬化します。蛍光灯を2分ほど照射して硬化させた場合に比べ、硬化時間も短く、硬化後の表面のヌメリも少ないような気がします。上で処理したスタンドの肉抜きのように深さがある場合は、薄く塗ってブラックライトを照射の作業を数回繰り返さないといけませんが、他のパテに比べて作業時間をかなり短縮することができます。この方法を発見、紹介してくれた方に感謝!

 
 継ぎ目の処理をした部品にサーフェーサーを塗り、仮組みしてみました。バイクモデラーさんのサイトで良く見るような感じになり、なんだか一人前のモデラーになったような気になり嬉しくなりました。実際は、ただサーフェーサーを塗っただけで、部品も全然足りませんが…


 2013年12月27日 
 
 マフラー、フレーム、スイングアームにシルバー塗装の下地の黒を塗装しました。

  
 フレームとスイングアームにMr.カラー SM01 スーパファインシルバーを塗装。

  
 ヘッドカバーのエンブレム部分はエナメル塗料を筆塗りしました。マクロ撮影すると粗が目立ちます…

  
 モデルアートの作例でカーボン表現になっている部品にタミヤのカーボンデカールを貼り付けました。複雑な形状のため、私の腕では一枚貼りは当然厳しかったので、細切れのデカールをマークソフターとドライヤーを駆使してなんとか貼ることができました。失敗した部分にはパッチワークのような感じでデカールを重ね貼りしました。クリアー塗装をすることで目立たなくなってくれれば良いのですが。

  
 アッパーカウルは半月状の部品を接着する必要があったため、流しこみ接着剤で接着し、継ぎ目の状態を確認するためにサーフェーサーを塗装しヤスリがけを行いました。

  
 ヤスリがけとサーフェーサー塗装を数回繰り返し継ぎ目を消すことが出来ました。サーフェーサーの噴き過ぎでモールドのシャープさが若干失われてしまいました。

  
 フェンダーのサイド部分にはヒケがありました。

  
 カウル類の塗り分け塗装を行いました。組立説明書にはタミヤカラーでの塗装指示がありましたが、私は基本的にラッカー塗料を使用するので、モデルアートに記載されていた調色レシピを参考にしましたが、正確な配合比率を再現できるわけではないので、結局自分のイメージに近くなるように調色を行いました。ツインリンクもてぎに行った時に実車をもっと観察しておけば良かったと後悔…

  
 デカールの貼り付けを行った部品類。カルトグラフのデカールの使用は初めてだったので、どんなものか楽しみにしていましたが、水に付けても台紙からデカールが全然剥がれてくれません。途中からぬるま湯なども使用してみましたが、かなり時間がかかります。このキットは数年前にリサイクルショップで購入したものですが、そんなに古いキットというわけでもないのに購入時点で箱には若干色あせ、染みもありました。安かったので購入しましたが、保存状態が悪くデカールが劣化しているものを買ってしまったのかもしれません。

  
 台紙から剥がれたあとも扱い辛く、マークソフターと綿棒を使用して何とか貼ってみましたが、失敗箇所も多くなってしまいました。左のタンクもデカールの折れ曲がりや破れなど散々な結果になっています。プレゼント用に製作しているものなので、できるだけ良いものを製作したいです。そのため今回貼ったデカールは全て剥がし、新品のデカールを取り寄せて、貼り直しを行うかもしれません。

 私のデカールの貼り方が下手なのか?それともデカールが劣化していたのか?後者だったら良いな…

 続く