MAKING 『Prelude』
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サイズ的には問題のなかったホイールですが、構造的に一つ解消しなければいけない点があります。今回製作するキットはアオシマのキットに時々存在するホイール側にピンがあるタイプで、フジミのTE37はシャシー側のピンをホイールのポリキャップに挿し込むタイプで逆になっています。強度を確保した上でフジミのTE37を使用する方法を考えないといけません。 続く |
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2013年10月24日追記 フジミのホイール側にポリキャップを挿入するタイプのパーツを使用する場合には、左の画像の【19】のポリキャップ部分は邪魔になります。またサス側からピンを出してホイールを取り付ける必要があります。運が良い(?)ことに【13】のパーツにはフジミのキットで採用されているピンがちょうどさせるような凹みと穴がちょうど開いていました。 |
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フジミの未組み立てキットからピンを取ると、そのキットが組めなくなるので、以前アオシマのハイエースを組み立てた時に部品を破損して取り寄せたランナーに余っていたピンを使ってみようと思います。ホイールと合わせてみたところポリキャップの内径よりもピンの径が若干細かったため、残念ながら使用することができませんでした。 |
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そこで出来るか分かりませんがプラ棒から自作してみたいと思います。左の画像はタミヤの5mmのプラ棒にハンドドリルで2mmの穴を開けた状態です。マスキングテープが巻いてある理由は次の画像で説明します。また端面をマジックで黒く塗っているのは、撮影した時に空けた穴を見やすくするためと、もう一つ理由があります。もう一つの理由はこの後の工程で説明します。 |
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巻いてあるマスキングテープは、プラ棒をまっすぐに切り出すための目安になります。最初、マスキングテープを巻かずに切り出したところ、まっすぐに切っているつもりが切り口が斜めになっていたため、少しでもまっすぐに切れないものかと巻いてみました。 |
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左の画像は切り口が少し斜めになっていますが、これはピン製作時にこの部品の撮影を忘れていたため、この更新の前にHP掲載用に適当に切り出したものだからです。組み立て用の部品には、もう少しきちんとしたものを採用しています。 |
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切り出したものに、やはりタミヤの2mmのプラ棒を挿し込み、流し込み接着剤で接着しました。このままだと5mmのプラ棒から切り出した方の部品の径がまだ太過ぎて、説明書の【13】のパーツに組み込むことができません。 |
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左側のものが2mmのプラ棒を接着した後の状態で、右側がやすりで削り、少しずつ径を細くしていったものです。この時に端面に塗った黒色がけずる量の目安になります。真ん中にさした白いプラ棒を基準にして、黒い部分の厚みが均等になるようにすれば大体の芯をだすことができます。 |
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ピンを【13】のパーツに挿し込んでみた状態です。この状態に至るまでは、削る途中で何度もピンが入るかどうかを確認しています。確認することによって、削り過ぎてガタが出ないように気を付けました。 |
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ピンを4輪分製作して、シャシーに仮組みしてみたところですが、若干フェンダーからタイヤがはみ出しています。また、もう少し車高を下げたいので、微調整が必要になりますが、なんあとか強度を確保した上でこのホイールを使用することができそうです。 続く |