MAKING 『INTEGRA TYPE R』  


 2012年7月23日

 重複している分を除いても、これだけ保有している大好きなインテグラ タイプRのキット。ギャラリーに公開している黄色のインテグラの他にも、チャンピオンシップホワイトのインテグラも完成させていますが、プラモを再開し始めたばかりの頃の作品で出来があまり良くないので、公開はしていません。フジミのインテグラのキットはフォルムは良いのですが、高すぎる車高とボディと一体で再現されているヘッドライトが残念です。車高については、これまでの製作でも手を加えていたのですが、ヘッドライト部分はそのままでした。このヘッドライトの部分をうまく再現できるようになってから、デカール満載のキットには手を付けたいので、今回はノーマルのインテグラ タイプRのキットでヘッドライトの表現にトライしたいと思います。


 問題のヘッドライト部分をピンバイスとヤスリを使用してくり抜きました。これだけでも元のキットののっぺりした印象が解消され、少しはシャープな顔立ちになったような気がします。


 くり抜いた部分をボディ裏側から見た画像です。ここにエポキシパテを盛って、反射鏡部分を再現してみたいと思います。エポキシパテは別部品とするため、ボディとくっつかないようにマスキングゾルを塗りました(緑色の部分)。


 盛り方が適当過ぎですが、裏側にエポキシパテを盛ったところです。

 
 表から見た画像です。調色スティックをヘラ代わりにして凹みの再現を試みましたが、凸凹です。彫刻刀など使用した別の工作を考える必要がありそうです。
 
 次はレカロシート背面の処理に移ります。このキットのシート背面は凹みを塞ぐためのパーツが用意されておらず、不自然な感じです。とりあえずポリパテを盛ってみました。
 
 ポリパテ乾燥後に荒いものから細かいものの順に紙やすりでポリパテを削り、面を整えました。水研ぎで気泡のないきれいな面を出せたと最初は思っていたのですが、水研ぎ乾燥後に歯ブラシで磨くと気泡がいっぱい出現しました…
 水研ぎ時に粘土状になったポリパテが、気泡部に入り込んでいただけのようで、ぬか喜びでした。

  続く